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2020年11月

No.351

CDDVDMOVIE

 

Nessun DormaAretha Franklin

色々な人の「Nessun Dorma」を聴く中でオペラをこんな風に歌うことができるのかと感動しました。

どこかのブログかコラムにも書いてありましたが、最初の一声でもう、アレサ・フランクリンの世界。

オペラのメロディの壮大さ、美しさは活かしつつ、女性ボーカルだが裏声できれいに歌うのではなく、低めの地声をメインでジャズやソウル的なくずし方をして生々しく?歌うのがかっこよかった。

最後には鳥肌がたった。最近は手軽にいつでも音楽が聞けるため、いつもBGM的に聞いてしまっていることが多いせいか、音楽に心底感動する機会が減ってしまっていると感じる。

こんなにちゃんと音楽を聞いたのは久しぶりかもしれない、と反省した。

反省したけど、努力で解消できるものなのだろうか…。

 

「雪が降る」浅川マキ

図書館で間違って借りた浅川マキのセレクションCD、せっかく借りたのだからと聴いた。若い時の声はまっすぐな感じ。くっきりしている。年齢が上がると、歌い癖というか、うねるような感じになっている。CDの中に意外にもシャンソンの「雪が降る」があった。ラのスキャットが良い。バチっと切ったり、細く繋げたり、聴いているとだんだん、雪の静寂の中にいる気がしてくる。

 

「あまくない砂糖の話」デイモン・ガモー監督 (ドキュメンタリー映画)

1日にティースプーン40杯の砂糖を60日間摂取すると、どんな変化が起きるのかという監督自らが実験台になったドキュメンタリー映画。

カロリーオフや、低脂肪と謳う加工食品が大量の砂糖を使用していること、それらが身体や精神に与える影響の恐ろしさに驚く。

スタバのフラペチーノを毎日飲む方は見たほうがいい作品。

 

BOOK

 

「我が敵 習近平」楊逸

芥川賞作家の楊逸が、新型コロナウイルス蔓延の元凶は習近平独裁体制だと、告発する。子供の頃、文革による下放を体験した著者の書く、共産党の恐ろしさは、自分の想像を越えていた。それでも、今、書かなくては、という著者の決意に敬意を表する。書くことで、著者は中国という国を敵に回す、その影響は計り知れないが、人間には命を懸けてもしなくてはならないことがある、ということを、自分に見せてくれた、と思う。

 

「ゴミ清掃員の日常」滝沢秀一 

著者はお笑いコンビ、マシンガンズの片割れ。芸人生活を続けるための収入を、ゴミ清掃員として得ている、その日常を描いた漫画。今まで、全く知らなかったゴミ清掃の世界に入った著者の驚き、清掃員さんたちの悲喜こもごもやゴミ分別の苦労など、面白く読める。この漫画を書いたのは、著者の奥さん、48歳にして始めて漫画を書いたという。嫌みのない、好感の持てる絵、コマ割りもシンプルで読みやすい。目の前のことを一生懸命こなして、答えの出るのを待つ、という著者の姿勢に、励まされる。

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