「ネオテニーの日本」
ネオテニー(幼児化、幼生生殖)、これは幼児期の引き延ばしのことです。チンパンジーは子供の期間が短く、人間は長いです。
ルイス・ボルクの幼形進化論では、進化した動物ほど、幼い形で生まれるといいます。
下等であれば、体内で背骨が伸び骨盤も引っ張られて開く、骨盤が開くと性器は後ろ向きになります。白人は、日本人より開いている、毛深いし、アポクリニ腺が多くて獣臭いのです。
こうして白人優性説は崩れていきました。
幼児というので、キンダーガルテン (フレーベル)について調べました。
1876年 (明治9年)日本で最初の幼稚園
1926年 (大正15年)幼稚園令
今の子は、芳香剤、入浴剤やシャンプーの匂いから、森や人を知るといいます。
未成熟な「モラトリアム人間」の多い日本は、大きな子供の多い国といえます。
Scholē(ひま、ギリシア語)で、文化が出てくるのですから、経済大国から分化大国へうまく移れたらよいのですが。
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