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2020年3月

「歴史の真実と記憶のズレ」

歴史を学ぶと、数多くの出来事のわずかに、12つのことを知って、私たちは、それが本当の過去と思っているということがわかります。

たとえば、私が、この2週間、ある舞台のことしか考えていなかったと言って、手帳にも「○○の舞台」としか記入していなくても、食事もトイレも新聞もニュースをみていたことも、あるいは、メールや電話もしていたこともあるのに、その方が多いのに、そこは記憶からも記録からもすっかり抜けてしまっているのです。

だから、誰かがそう言ったという記録は、嘘ではないとしても、必ずしも真実でもないのです。

いろんなことが次々に起こっているのに、そこで意識して残したものだけが歴史になります。個人なら、過去は思い出によって記憶され記録されるものです。だからこそ、「今、ここ」のトピックスでしかないのです。

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「武田真一アナウンサーのことば」

「アナウンサーというのは堅牢な水道管でなくてはならないというふうに思ってるんですね。ふだん、情報をなるべく、いわば真水のような状態で、」

(中略)

「太字ゴシック体の声を使う。例えばですね。「Uターンラッシュで大渋滞です」とお伝えしたとします。そうなんだと思うだけじゃないですか。そうじゃなくて、「Uターンラッシュで大渋滞です」というふうに、声を張るだけじゃなくて、難しいんですけど、太字のゴシック体で声をくっきりさせながら伝えると振り向いてくれるんじゃないかとかですね。」

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