2010年2月12日 (金)

2010年、先がみえてこない(2)

資産や税で生活の保障されている人は、だからこそ道徳「商業の道徳」を説くのはよいと思うのですが、なぜストックしておくのかがわかりません。
政治にばらまいてはいるのでしょうが。
私の周りにも「稼ぐのが悪い」という単純な人はたくさんいます。
しかし、そこで雇用が生まれ、他の人の生活の支えともなっていくのですから。
稼がなくては、仮に私がそうしなくとも、他の誰かがそうするのでしょうが、皆でたくさん稼ぎ、多くの人がシェアできるビジネスモデルこそを考えるべきことが雇用創出の手段でしょう。

雇用創出を第一に掲げつつ、施政方針では、経営者は儲けてずるいとでもいいたげでは、政治家は野心と欲の塊だというくらいのステレオタイプ、いつも稼ぐための具体策がないのが、頼れない原因とわかってきました。彼の言う「かつての社会が理想だった」のは、その時代においてであり、もし今なお、それが理想なら、なぜ世の中がよくなってこなかったのか、その現実をみないために、どれだけ歴史は過ちを繰り返してきたのでしょうか。
モラリストが過ぎると、経済も企業も、ひいては国をも亡ぼしかねないのではないでしょうか。

「勝負しないが勝ち」で、日本は発展してきたのは事実です。
だけど、そのために一人負けしていく路線がひかれているような気がします。
それは、次代を支える人間の体力、夢、やる気でわかるのではないでしょうか。

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2010年2月11日 (木)

2010年、先がみえてこない(1)

鳩山首相の1月の施政方針演説には、「労働をともなう富を取り戻すための挑戦」とあります。
首相というのは、超ハードな労働ですから、そして、それなりの収入でもあるので、鳩山総理は、一度私財を投げ打ってみてはどうなのかと思うのです。
毎月の母親からの1500万円のこづかいに「労働」は伴わなかったのですし。
これは政治に有効に使われたのでしょうか。となると、帝政下の貴族政治そのものです。

「日本型企業モデル」とか「新しい公共」とか、なんだかボランティア的な力をあてにしているのでしょうか。
経営、ビジネス、社会的なビジョン実現のためには、自分が倒れても、さらに発展できる組織、そこに関わる人間が充分に生活できる利益を上げなければ、続かないから、経営やビジネスということになるのです。単に、金儲けを悪とみなすのでなく、それは、儲けた金の使い方で問われるのではないでしょうか。
鳩山氏とは、いつだったか、名刺をいただいたことのあるだけの関係なのですが、「首相の名刺かぁ」と。

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2009年12月18日 (金)

民主党政権とオバマ大統領(3)

亀井静香氏は、日本も民主党もぶっ壊せという勢いでありますが、先を見ないばらまきは、国をつぶすのです。確かに厳しいし、余力もないかもしれない。でも、一人の才能を活かして大増益を上げている企業もあれば、稼いでいる人もいます。有能な人材もいるのに、活かしていないのではないでしょうか。全力を出さずにベテランにベンチを温めさせては、これからの若い人も育ちません。

ニンジンをぶらさげるならともかく、煮て与えてしまい、「休日なし、土日なしで働いた時代の方が幸せだった」と、思わないようにするような政策はやめるべきだと思います。私たちにまで、すぐに食べられるニンジンの欲しい、つまり、利権という官僚の天下りと同じことを求めるように仕向けるのは、さもしいと思うのです。次の日本がありません。お金よりも精神的にありません。それはゆゆしき問題です。

楽して助かるのは、”その場しのぎ”のことになるのですから、本当の幸せではありません。苦しくても、自分で考え、人に頭を下げ、借りたものは返し、それで力がつき、人の役に立ち、人になくてはならないもの、こととなり、自分の力も自信もつくことの方が幸せなのに。こんなことを述べなくてはいけないほど、この国は軸がずれてしまったのでしょうか。

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2009年12月17日 (木)

民主党政権とオバマ大統領(2)

オバマ大統領は、夢を語り、大きく使い、大きく金をまわせとやっています。デフレでは金の流れが止まるので、あえて金の動きを止めず、流動化するしかないのだから、それは王道なのです。
なぜリーマン破綻の原因の悪といわれた経営陣や、トレーダーにさらに大きな金をボーナス支給するのか、というのは、アメリカでは当然で、才能を引き留め活かすしかないのを知っているためなのですが、今回アメリカ自身がはじめてストップをかけた、つまり、オバマの庶民感覚が働いたというくらいの国が、アメリカなのです。中国のやり方もアメリカ同様にばらまきでも、それは公共への先行工事で日本とは全く逆です。

つまり、本当の弱者をのぞいては、先になって戻ってくるものに支出するのが投資です。
それを日本では、まだ必死でやればなんとかなるところ、まだ必死にやっていないところにまで施す。誰の金かというと、民主党のではなく、国の国民のお金です。国民総弱者化政策とみえます。今、円高ドル安にふれて、常にアメリカが助かり、日本がその穴埋めをする役割になっています。まだ、国際貢献というか、アメリカを支えてあげるというなら、それもわかりますが。アメリカはもう日本など見ていません。

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2009年12月16日 (水)

民主党政権とオバマ大統領(1)

私は民主党政権になることも、大なたをふるった改革も、この時代に大変なことだから、時間をみて判断したいと思っています。それゆえ、沈黙をしていたのですが、どうもこの政権は、家計を守る主婦の感覚でしかないのではと、疑わしくなってきました。

「事業仕分け」は、官僚やそのOBなどをギャフンを言わせたいのか、利権の持ち主の交代を意識づけたいのか、庶民側に立った勧善懲悪パフォーマンスとまではいいませんが、心理的効果ほど実質の効果は乏しいし、現実判断でさらに本来の芽が摘まれてはいないでしょうか。つぶれそうな家の柱を立て直そうとせずに、へそくりをひったくり、意識改革して働くべき彼らを、保身にあくせくさせ、現場の反感だけをあおることになっていないでしょうか。

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2009年11月20日 (金)

日本の混迷

日本の首相1991年11月宮澤喜一氏から麻生氏で、16年間で11人。
小泉氏の5年5ヶ月をのぞくと、11年2ヶ月で10人、ほぼ1~2年で交代していると
いうことがわかります。アメリカ、フランス、イギリスなどは、この期間3人ですから、
小泉氏でも最低在籍期間といえるのです。オバマ政権になり、アメリカはすぐに
「日本は組み伏したので、中国とともに世界を築こう。」(”Shape the 21Centry”)といった。

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2009年10月20日 (火)

政権交代

 亀井金融担当大臣のパフォーマンスのもとに、注視を集めてモラトリアムが発動されようとしています。しかし、これまでに日本の政策のどれだけが一時楽にしつつ、長期的にダメにしてきたのかを考えてみるとよいでしょう。
 私は、小此木教授が”モラトリアムの時代”といっていた頃、大卒とともに髪を切って社会人となりました。団塊の世代よりは、社会人としての儀式や踏ん切りをなくしつつあるときに卒業したのです。それでも、まともに就職しないことは即、落ちこぼれの烙印を押されることでした。世間を気にすればのことですが・・。

 CO2の25%削減も、日本の企業は、すでに他国より、高い実現案をしているのに、なぜこういう数値の上げ方をするのでしょうか。他国と同じ水準に加えて、何パーセントとかと言うべきで、数値だけみると、とことん損な数値だから、まわりをあっといわすのに25%などという、大きなものに、しかもちょうど25%とは、なんと、大ざっぱな感覚でしょうか。
 理想の国、日本としては少し鼻が高いが、つけは国民にくるだから、アメリカや中国はそんな約束は決してしない。この純粋素朴で正直な国を私は誇りたいが、まるでインカ帝国のようで心もとない。自刃して、正義を問うサムライ日本でありたいと思いつつ、それを問うほどの世界はあるやなしやと。

 とはいえ、外圧で競争力を高めた日本の企業の日本人の底力を信じるとすれば、内圧で自ら、高いハードルに挑むのはよい。しかし、公言という約束と実現への責任とは、違う。夢は100年先まで語るとも、4年の政権なら、4年以内の約束にしておくことではないでしょうか。

 国家戦略局のネームもとかくいわれているが、司令塔のつもりで、強い司令官=管大臣を置いたのに、機能しようもないようです。経済財政次官会議を、安倍総理以前の強さに戻した方がましということになりつつあります。
 公務員や官僚を天下り廃止とか、減らすとか、給料減よりも、その責務、報酬に見合うだけ、全力で働かせるという発想はないのでしょうか。

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2009年8月26日 (水)

亡国論(8)

 ここのところ、800兆円余りの国の借金は、一人あたり一千万円近くにもなり、ばらまかれた一万二千円とかハイウェイでの千円くらいで喜ばされて、身に覚えのない多額の借金を背負わされているのです。
 ばらまきは、今を一時救う延命にすぎません。それも困っている人を救うふりをした政権の延命ですが、次代への投資にはなりません。子供を産ませても、教育環境の投資がなくては、先行きありません。だからこそ、今をしのんでも、新たに利を生み出す力、発想力、独創力への投資が必要なのです。
 グローバル化のなかでは、価格コムでみるように、一物一価になっていきます。それは、賃金も同じことなのです。もう日本において、平均所得が上がることはないのです。さらに、二極化が進みます。
 いろんなことを知っているのに、生かせない人が多いなかで、自分を生かす努力をすること。そのために、一極集中、それが問われます。集中、熱中、がむしゃら、そのエネルギーを感動、感謝、感激から得ることです。その充足の場、そのノウハウの持ち方を学んでください。しぜん、芸術からも学べます。なるようになるのではないし、誰かがやってくれるものではありません。自らが一人ひとりが頼らず、自立すること、表現すること、まさに Be Artist! たれ ということなのです。

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2009年8月25日 (火)

亡国論(7)

 グローバル化の怖いところは、よきにつれ悪しきにつれ、同胞意識の崩壊であり、愛国心をもてなくすることです。日本の汎人類、汎自然的な思想は、確かに立派で、世界に誇れるものだとは思います。でも、それならば、その考えを国際社会で問い、次の世界づくりをしなくてはいけません。国家という体制が否定されていくのに、相変わらず、国のくくりでした現実の世界は動けないからです。
 それでは、今の日本人のように、地縁や血縁での拘束を切ることができるようになったのに、才能縁のような新たなコミュニティをつくる力や、異質のコミュニティに加わる力のない人として、まさに孤独死してしまうことなのです。

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2009年8月24日 (月)

亡国論(6)

 私の若い頃は、何度となく徹夜しました。タダ働きのように、他人のためにしかならない労働もしました。その成果は、何にもなっていませんが、私自身の自信になった、つまり、それで自分のためになったということだと思っています。今は、こうして、自分の意(意見、意志、意図)を持って、世(他人)に問うことをしていますが―。
 私も歳をとり、相手のことを第一に考えるようになっていきましたが、それでも、志は別にあります。

 日本国の国はまったく運用も金融もできていないでしょう。商社や個人がすべてやってきたのです。なのに、その無力な国がやろうとするから失敗する、黙っていてくれる方がよいのです。無能の自覚から、何とか突破口は開けるというものです。

 ケネディからオバマまで、世界のリーダーは、国民に「暮らしを守る」などといいません。「皆さん自身が国に尽くせ!」といいます。
 国が使うのは、国民のお金です。他国の政府や大学のように、頭で運用して増やして使っているなら、文句はいいません。国の知力を集めてそういうことさえできないというより、するつもりもないから、この国から頭脳は流出していくのです。

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