大きなテーマを 2016/06/10
テーマとしては、絞り込んで、現在の教授が判断できるような、つまりは、重箱の隅をほじくったような末端の、手ごろに扱えるものしか論文になりません。そこにおいても、他の分野の方が、よほど独創的、かつ役立つものが出ています。
私自身は、問題提起を、いろんな本を出すなかで、最低でもその1割くらいのスペースでやってきたつもりです。2、3年で論文にできて、通すような小さなことで終わりたくないので、あとは、このように文章で述べています。
若い人には、こういうことを踏まえて、大きく物事を考えてもらいたいと思います。上の世代の顔色を窺わないようにしてほしいものです。
| 固定リンク