07.ビジネス・仕事

ユニクロ大増益

「一勝九敗」の思想。
早く考え、早く修正し、早く修正せよ。
安定、成長はない。守るとだめ、どんどん失敗する。
目標、理想、自分はこうありたいと、尽きない夢をもつこと。
「正常な危機感が必要で、困っていると危機感でなく、
不安になる。不安になると、何もできない。」
「好調なときに、ひょっとしたら違うのではないかという危機感をもつ。」
(ユニクロ代表取締役 柳井正)

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ビジネスとしても成功させているアーティスト

一流のアーティストは、偉大なほどに稼いでいます。
フジコ・ヘミングさんなんかも、軽井沢で絵を高価にけっこうな数を売っています。
こういうことと、商業芸術、コマーシャリズムの功罪は、一言では語れません。
どちらにしても、自分の世界に浸りつつ、アウトプットして、他人のために与えないと、
アートにも、ビジネスにもならないし、アーティストになりません。

客のためにつくっているなら、作品も商品なのです。
(故)久保田一竹さんは記念館をつくり、着物を展示して入館料を得ています。
売って着られるのと、皆で見られるのと、どちらがよいのかは比べられません。

ビートたけしさんは、「情報過多」がアートの表現の障害とまで言います。
「モノを大量にあてがわれて活かされているのは、奴隷だと。」
私はオタクの第一世代ですが、戦後世代のはまったアメリカン・ポップな感じを
嫌うマニアックさをもっています。
歌は、街で絵を売るように売りたいと思います。

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○売ってこそ、生かしてこその価値

たとえば、2000億円を100億円で売るのがおかしいといっても、
100億円でしか価値がつかないのに、本当に2000億円のものなら、
1000億円でお金を持つ人なら、世界中からオファーがくるのに、
買ったときやつくったときの価格をいっても仕方ないのであり、
なぜ20分の1しか価値にならないものをつくったのか、
誰が20倍もムダをしたのかというと、国ではないでしょうか。
商工ローン(SFCG)の破綻 3380,4億円。

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ベンチャースピリット(2)

それにしても今の日本人、なぜなつかしいオールディズノスタルジーで動いているのか。
かつての○○帝国のようにサンセットなのか。高齢化は80代となった今、
特に団塊には先に行ってくれ。あの世にでなく、この世界の先に。
日本人の金は日本の国家のものとなり、なぜかしら日本でなく、
海外の人に使われている。これを謀略といわず、なんという。

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ベンチャースピリット(1)

なぜ日本のIT企業は、グローバル化しないのかというと、
日本人が政府も財界も、そしてあたしたち自身もジャマするからだ。
ホリエもんも三木谷も、海外のメディアを買えばいいと思う。
NYタイムズやクーリエジャポンを読め。日本の新聞は、日本のローカル紙。
今や世界は国籍、人種より、富の差と宗教の差になっている。
日本はまだ足で歩くが、広い世界はネットで動く。
アメリカでタワーレコードのランキングが低くなっているのはネットのせい。

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付加価値をつける力(2)

つまり、誰も買わないものを買い、価値をつけたら欲しい人が出て、売れる。
お金は、価値を生み出せる人に集まるのであり、生み出せなければ、破綻する。
そのリスクを背負ってやる、その能力をもっているところに学ぶことは少なくないのにね。
付加価値をつけることを、あたしたちは学ぶべきではないかしら。

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付加価値をつける力(1)

ファンドは安く買って高く売る、これが非難されている。
儲けすぎましたからと、村上キンちゃんファンドのいったままにリベンジされている。
しかし、投資とはリスクをとって、安いものを買って付加価値をつけて高くして売る。
それは商売としては、何ら問題ないはずでしょう。
金があるから買えるのでなく、価値をつけられるから買えるのでしょう。
もし、そうでなければ、誰も買わない。誰にも売れない。

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「いきいき」の「ふくふく」(2)

ふつうの人に、一人だけ違うと大変といわれてきたけど、
ひとくくりはダメだという。あなたと私はちがうの。世代でくくらない。
セカンドライフの設計、体の変化もそれぞれ。
親、子、夫、旅行、習い事あたりのキーワードで大ヒット。
この雑誌、通販用の「ふくふく」がつくのよね。商品に命を宿す。
執念の編集力。「自分はなんだろう」から行動的になる。うーん、ふくふく。
(参考:カンブリア宮殿)

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「いきいき」の「ふくふく」(1)

45万部?売れている店頭に出ないシニアの雑誌をとることになった。
雑誌「いきいき」編集長は、片寄斗史子さん。
母の着物タンスがもったいないからと、リサイクル利用。
自分もこうだから、他の人にもとスタートした。
情報よりコミュニケーションを(受け手の知らない情報)与えた。

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キャナワン、キャノン(2)

経団連会長に、そのキャノンの御手洗社長、
重厚長大から電気エレクトロニクスへうつりつつ。
すごいコピーがキャノンの社内にあった。
「急ごう さもないと 会社も地球も滅びてしまう」

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