" This is it "
1985年1月28日、ロスで「We Are The World」をライオネル・リッチと曲を作った
マイケルは、45人中、弟のランディを除いてもっとも若い26歳だった。
当時、ハリー・ベラフォンテは57歳、クインシー・ジョーンズは51歳。
マイケル以外に、これまで亡くなったのは、レイ・チャールズなど含め3人だけという。
あれから、すでに25年経った。そのマイケルは昨年6月26日に亡くなり、既に半年経った。
エルビス(~77年)、ジョンレノン(~80年)、スーパースターは夭逝によって伝説化する。
私はマイケルに対する、日本の過剰な反応に冷めて今日まで述べなかった。
私の中でのマイルスは、ダイアナ妃(ダイアナロスではない)に近い存在だった。
いや、オードリー(お笑いの春日たちではない)のようなものだった。
ダンスがプロの中で、抜きん出るということが、どういうことかは、彼に教わったような気がする。
声については、ジャクソン5の「アイルビーゼア」の頃がなつかしいが、独立したマイケルの突発的に入れる奇声の音楽性に聞き惚れた。
スーパースターといえ、いろんなことに苦しめられた。
それを歌った歌も少なくない。しかし、私たちはその表面だけを聞き、心地よくなる。
あたかも愛の讃歌を結婚式で流すかのように。人間愛、人道活動家、環境保護運動家としても、忘れるわけにはいかない。スターゆえ、子供として過ごせなかったことが、
子供への愛を呼びかけることとなったのであろうのに。
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