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2013年7月15日 (月)

上達のコツ T001

研究所で教えている生徒さんの1人で、すでにプロの俳優としての活動をしながらレッスンに通っている生徒さんがいます。その生徒さんの上達ぶりは、とても早いです。
もちろん、経験も基礎技術もある程度備わっているということもありますが、プロの世界の厳しさも理解しているし、やはり俳優の道をすでに歩んでいて後戻りできないという危機感がレッスン内容への集中度合いを高めているのではないでしょうか。おそらくその生徒さんは、レッスン時間外での復習にそれなりの時間を充てていると思われます。
私自身が芸事を始めた頃から現在に至るまで、日常で芸事のことを意識する時間が非常に多いからでしょう。姿勢、筋肉のリラックス、歩き方、体の重心の置き方、呼吸などはいつでもどこでもできます。また、普段の話し声こそ発声改良の一番の練習になります。小さい声であれば、ハミングや歌唱、滑舌開口も歩きながらでも可能です。道行の人に見られたり聴かれたりして恥ずかしいこともあるが、芸事が上手くなりたい一心で集中しているので、案外気にならないし気にもしないものです。
器用不器用、向き不向きなどは当然あります。私自身、発声・歌唱を習い始めて技術向上に勤しみましたが、最初の4年間くらいは歌唱発声も台詞発声も一向に上達しませんでした。もちろん24時間「発声」のことばかり考えていました。(少々大げさですが)
その後、一度あきらめて1・2年インターバルを置いた後、再度徐々に自主稽古に励むと、今度は思いのほか上達していきました。4年間習ってきたものが繋がってきたのです。もちろんこの時も24時間「発声」のことばかり考えていました。
人それぞれに伸びる時期とそうでない時期とがあると思います。しかし大事なのは、なるべく休まず、なるべくコツコツと山を登ることではないでしょうか。そして、自分が伸びてる時期だと感じたときは、集中して練習に励むとよいでしょう。のってる時期を見逃さないことです。(♭Д)

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