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2013年7月15日 (月)

トレーナーの選び方 V005 

 技術を得たいというなら技術のある人に、世の中に出たいというなら世の中に出た人についていけばよいのです。ただ、歌手というのは、なかなか歌手を育てるのに適していないということですので、歌手になりたければ歌手を育てた人につくのがよいと思います。年配になると時代の違いはでてきますが…。
 まじめな人ほど声や歌の技術こそが一番だと思うのです。それさえ得られたら、プロになれるとか、ヒットするとか、歌手や役者などで生活できると。そして、まじめな人ほど、名も知れず、声や歌がすごいという人に惹かれていきます。それは画学生がとても上手くきれいに絵の描ける人についてみるのと似ています。学生ならそれもいいでしょう。でも、どうしてその人のレベルが上手いとかきれいなのに、その絵が売れていないのかを考えないのはなぜでしょう。そこをどこかで学ばなければと思いませんか?
 世界中、日本中に声のよい人、歌のうまい人はたくさんいます。でも、それはそれでよいとして、なのに、売れていないとしたら、どうしてでしょう。声や歌がへただからあまり売れていない人よりも大きな欠陥があるということかもしれません。へたな人はうまくなるとなんとかなるかもしれません。でも、うまい人はどうしようもないでしょう。私のところも、最初からそういう人がたくさんきたのでよくわかります。自信とプライドで固まった歌に努力やまじめさ、一所懸命さは表れますが、それはアマチュアがプロになるときに学んではよくないことなのです。声のよさ、歌のうまさだけで選ぶなということでもあります。もちろん、これは一つの考え方ということですから、すべてがそうだということではありません。

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