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2013年7月28日 (日)

その人の音色 V013

私の初期の本には、「一つもよいところがなければ、いくらがんばって歌っても大きくは変わらない」と。その旨として1秒が通じなければ3時間などもたないというような表現をしてあります。楽器では曲の前にその人の音色がなくてはなりません。楽器の音はある程度決まっていて、数年で出せるようになりますが、それは楽器のものです。たぶんその製作者なら出せます。
 アーティストはそこで止まっていてはならないのです。そこで線をどう描くかなのです。音の色と線で基本デッサンが成り立ちます。それを私はみているのです。
 それでつなげる曲もあれば、うまくいかない曲も必ずあります。そこが選曲ということになります。アレンジも自由なのがポップスなのですから、声域、声量で不自由になる必要もありません。(そこで無理しているのがミュージカル、すると声域とバランスをそつなくこなせる人しか選べなくなるので、日本のなかではなかなか難しいのです)

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