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2013年7月24日 (水)

贅沢なレッスン V010

ここに毎日熱心な生徒さんたちがレポートを出して、「この曲で」「このフレーズで」こんなことに気づいたと教えてくれるのです。それは、あたかも毎日、教室で終日ゴスペルを歌って踊って説教しているような毎日だったように思います。
 それゆえに、今でも私は世界レベルに歌を捉えて、そこから降ろしてきます。そうでないと、却って迷いが出てしまうからです。本人のオリジナリティが音楽、歌のオリジナリティを凌駕したとき出してくる絶対性、オーラは、確かに存在します。また、それを使う作品(からの一部)、ステージは、伝説となります。
 ただ、日本の場合は、なぜかそれが大衆のものとして一体化して認められない、ほんとにすごいものでないと、ディズニーのイベントでさえ、芸術かアートのようになってしまうというような構図があります。それは、評論家のような論評としてもまとまりそうですが、私のケースでは現場で、しかも、レッスンのなかで相手の可能性を伸ばすための材料として使ってきたのです。なんと贅沢なことですか。

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