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2013年8月31日 (土)

役者声 B008

 トレーニングにおいては、楽器を傷めず楽器の使い方をよりよく整えていくことがベーシックな考え方です。ひどい声だけで喋らなければいけない役があって、そのために1ヶ月を犠牲にするというのならやってもいい。その経験が後に活きるのだったらいい。
 ただ、それはそれをやったという経験だけであって、そのために体が変わるということはあまり考えられない。かえって悪い癖がついたり喉を痛めたりして取り返しがつかないこともあります。すると、何のためにそんなことをやったのかということになりかねない。
 1,2ヶ月の短期目標で、わざと一時、そらしているというくらいならいいのですが、基本のトレーニングをやるということではあまり意味がないことです。
 低い声が出なければ演技ができないということは、声優、役者に関しては、そんなにはないはずです。同じ声でも、違うように聞こえる。イメージの問題で太く聞こえたら、低く聞こえるわけです。威厳を持って聞こえる。そういう役柄は、そういう声が必要です。細い声だけしか出ない人が、そういう声をつくるのは難しい。かなり無理してつくらなければいけないので、あまり若いときにやらないほうがいい場合もあります。

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