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2013年8月 7日 (水)

観客の主役化 A005

 主役交代、観客が歌う側に、ということでカラオケの影響をとりあげましたが、ピンクレディのステージではステージよりも観客席でのパフォーマンスが、親子でみにきて一緒に歌い踊る、まさにディスコやクラブのようになっています。オタ芸の世界的普及こそが日本発のアートだと私は看破しましたが、アジアはいうまでもなく、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアで、つまり世界中でオタ芸の振り付けをコピーする若者たち?がいる。これは大したものです。日本のステージは欧米のコピー、観客のノリまで欧米のファンをまねしていたのとは、大きく違うのです。

 

 もちろん、これは歌手や歌の力ではなく、クールジャパンという今の流れ、日本のロリコン文化、アニメ、マンガ、ゲーム、コスプレファッションなどの世界への波及の延長上なのですが、あえて区分けすることもないでしょう。TVで放映される、日本のマンガの主題歌が日本語のままで、それで、つまり歌詞を日本語で覚えた外国人ファンも少なくないのです。私の研究所に歌手、俳優より声優が多くなりつつあるのもわかります。

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