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2013年9月13日 (金)

聞く能力での制限[論2-5]

人間の声域には個人的にも制限があります。そこで高さの効果をあげるために、低い音が効果的に使われているのです。つまり、高低は相対的に捉えられているものです。

 

人間の声は45オクターブ出るのですが、ある程度の完成度をもつのは2オクターブくらいですから、歌唱曲の大半は12オクターブで描かれています。

 

シンセサイザー以降、ピアノよりも広い音域でたくさんの音を重ねられるようになりましたが、それほどオーケストラの編成や曲づくりが変わったとは思えません。また、20世紀に出尽くした感のある実験音楽の試みやアバンギャルドなものからは、絵画などと異なり、むしろ、元に戻っていったように思います。 人間が心地よく聞ける音楽としてはDNAもですが、生まれて育ってきた環境も外せません。特に歌唱は人間の声ですから、およそ話声域のマックス内(この場合、感情を入れた声ということで)の2オクターブ内に留まります。

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