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2013年9月 8日 (日)

喉の疲れと解放 V053

 ともかく声を泉のように無限に出してくる、世界のレベルのアーティストに比べると、日本人の喉は総じてまだまだ弱いでしょう。
 残念ながら現実として、私は日本人の9割の人に対して喉は消耗品と考えるように言っています。喉には耐久時間や絶対量があり、そのなかで仕事を終わらせることが問われるということです。
 もちろん、月一回、週一回の出番なら、ピッチャーのように翌日から休めて回復させたら大丈夫ですが…。ステージは発声のよさを問うわけでないので、少々の無理や喉への負担がかかるのは仕方がないともいえます。売れっ子ほどハードな日常にさらされるので負担ゼロが望ましいとはいえ、トレーナーの理想論だけでは通じません。
 とはいえ、体で支えられているところまでは習得しておくこと、あとは体調に万全を期すことが条件でしょう。
 毎日が、声の仕事という人は、喉に疲れを残さぬように回復させたいものです。翌日には元の状態にしておかないと、そのうち無理がきます。もっとも大敵は睡眠不足やメンタル面での心配事、おちこみです。でも、気が張っていて、ステージだけもっている声はハイリスクで、いつもハラハラしてみています。

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