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2013年10月11日 (金)

限界より前提レベルの段階 [論4-2]

限界より前提レベルの段階

 

 現代の日本の科学への信仰主義は、スポーツなどの進歩と、センサー技術での計測値分析の普及に影響されていると思います。ただ、その前提に、日本のこの分野では、相反するくらい大きな違いがあることを忘れてはなりません。

アスリートたちは20世紀よりもはるかに上をいく記録を出しているのです。人間の肉体という限界に対して、同じ種目でそれ以上に記録を塗り替えていくためには、科学に基づくフォームの改良や筋トレ、体幹トレなどと道具(ユニフォーム、シューズ、フィールド)の改良しかありません。それは時に流体力学から革新的なフォームを編み出したりします。

 とはいえ、それもほとんどは、選手やトレーナーの発想の転換によっての好成績を、後で科学は分析し実証したにすぎないものだということも忘れてはなりません。

 翻って、今の歌手、役者は、少なくとも日本においては、大半は20世紀の歌手、役者よりも体力、精神力、忍耐力、持続力など基礎能力が落ちています。それを補うために、医療レベルで科学を使おうとしていれば、それは一時的にはよくなっても、根本的な問題解決になりません。そのことは、私はくり返し指摘してきました。

 

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