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2013年10月23日 (水)

カンツォーネを使うことについて A016

 たとえば、研究所では、最初からカンツォーネをよく使っています。
1、声量、声域、リストパターンを入れ込みやすいこと。一曲がメロディ、リズムともポップスの基礎となる名曲が多いこと。一流の歌手や名プレーヤーのものが多いこと。同曲異唱の多いこと。アメリカのほか、多くの国の歌手もコピーしていること。英語の曲よりも日本の詞がしっかりしており、しかも馴染んでいること(日本では日本語をつけて歌われた)などが主な理由でしょうか。
2、発音が英語などより安易、かつ意味がわからないこと。(わからない分、音そのものに鋭くなる)
3、60年代日本人歌手が、これによって、けっこうな発声の基礎力を得たこと。(実績)
 さらに「ナポリターナ」「イタリア歌曲集」というものを声楽家のトレーナーに手伝ってもらうことで相乗効果が出ました。
 おかげで、予期せぬことに、そういう分野でのプロ歌手も何人もきました。また、ここからコンクールで賞を得たり、プロになる人も現れました。
 私は日本のミュージカル、シャンソン、ラテン、ジャズからは、いつも述べているように、距離を置いているのですが、こういう距離をおいた関係はトレーナーとしてもレッスンとしても好ましいものと思います。

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