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2013年10月30日 (水)

「霧の摩周湖」布施明さん A017

これは、90-年代に、レッスンとして私のとりあげた日本の歌としては早いものの一つになります。日本ではアカ抜けたダンディな、華のある歌手人生を歩んでいる布施明さんは、たしか、ジャンニ・モラッティからカンツォーネにのめり込んだと思うのですが、私のなかでは、布施明というと草刈正雄や、京極夏彦の歌い手版、沢田研二、錦野あきら(旦)さんとは一線を画する映画スターのような存在です。その後の数多くのバラの似合うようなヒット曲のなかで、この曲は、彼の才能と歌唱力の全てを窺い知ることのできる絶唱です。まさにデビュー作品は、その後の全てを凝縮していると言われるゆえんだと思います。それにしても、よくこのような歌がつくられ、しかも、彼のような歌い手がいて、あのように歌い、それでOKが出て、しかもヒットした、というのは羨ましいくらいの奇跡の連動です、当時のデビュー曲でのヒット曲は、インパクトが不可欠だったのでしょう。フレーズとしては「ち、ちぎれた~。あ、あいの~おもいでぇさあええもぉ~」のサビです。

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