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2013年10月13日 (日)

楽しめるか? V088

 私がこれまで述べてきたことを重ねて、ダンスに著しく距離をあけられてしまった日本の歌、そしてヴォイトレのことを述べることにします。
 トレーナーが、最初に「歌やステージを楽しめ」と教えるのは、日本では、あまりに当たり前のことです。それと、真逆の私は、けっこうな批判も浴びてきました。「海外のトレーナーは、まず自分で楽しめと言うよ」などというのも何回も聞いてきました。私は本当に声が出ないことや歌えないことに苦しんだタチですから、それを「楽しんで克服しろ」とは言えません。
 何にしろ、プロフェッショナルとして考えるかどうかの問題にすぎません。自分で満足した歌は2曲(以前も書きました)、いつの日か、それを越えられたら嬉しいと思って、今も努力しております。
 活動を楽しむのは、+αが落ちてきたら、あるいは、本当に暇で何もやることがなくなったり、老化したときのリハビリ?になったら、でもまわりにすぐれた歌い手がいてくれるので、ますます必要とされません。その点はトレーナーとしても、まわりにすぐれたトレーナーがいるし…。
 外国人はあまりに楽しめていない日本人をみてしまうから、そう言うのでしょう。外国人のヴォーカルならハイレベルに「百年早い」を克服した人も少なくないでしょう。けど、そこまで日本人はいかない。つまり、そういのはオンビジネス、いやそこまでも行かない、単なる社交辞令ということに気づくべきなのです。

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