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2013年10月19日 (土)

本当に心地よいもの V094

こういう基準は、音楽之友社の最新刊「読むだけで、声と歌が見違えるほどよくなる本」に述べています。
 私は、同じ曲を80人、80回、一日に聞くようなことを10年以上やってきました。そこから、曲のよさ、詞のよさなど、全て抜かしていく作業、その人への個人的な感情も(そのくらいの人数になると誰が誰かもどうでもよくなる)努力や全力というのも影響させない作業を通じて、ピュアに聞くことができるようになりました。(つまり心身も耳も疲れてくるから、やる気や勢いだけを通じているようなものでは拒絶反応が起きる)
 そこで聞きたいと思うのは、心身によいものです。ほとんどの歌が、失礼ながら、続けて聞くのに努力を要します。その努力ができなくなると聞こえなくなります。心地のよいもの、自分の免疫力を高めるものだけが残ります。クリアに聞こえ、それは清涼剤のように離しがたくなる、必要とされる。(といっても80分の1か2)こういうレベルでみれば、歌は音楽性のあるものがNo.1、役者などの歌は、全力で、あるいは雰囲気、その人となりが伝わるが、二流となるのです。

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