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2013年10月22日 (火)

プロとしての力 V097

 自分のネタは自分の歌というと、日本の場合、自分の作詞作曲したものが、ネタとみられてしまいます。シンガーソングライター全盛となったため、歌唱だけで勝負する歌手は少なくなりつつあります。プロ=それで生活している、となると歌唱より作詞作曲、印税がものをいうからです。歌手は、「自分のつくった歌を歌う人」となっていったのです。としたら、歌唱そのものの力が落ちたのは仕方ないということでしょうか。
 確かにプロとしての歌手の力というのはエンターテイメントの世界ですから、その名とヒット曲が世に知らしめられているかどうかです。その名や曲でどれだけ売れるか、人を呼べるかです。
 ただ、昔の杵柄で、ずっとやってきた人が多くなってきたのは、この時代、特に日本では、団塊の世代とポピュラー音楽のピークに一致したまま引っ張ってきた経緯があるので、ややこしいのです。
 でも、一度ウケた歌を繰り返し同じように歌っている歌い手ばかり、若いときと全く同じに歌えと求める客ばかり、となると、何とも保守的な国なのだと思うです。

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