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2013年10月31日 (木)

表現=基礎 V106

 「表現というものは、ジャンルを超える」ということを述べてきました。その最たるものが神懸かり的なもの、ファインプレー、あるいは、ハイ、「ゾーンの状態」です。そして一方で、「基礎というのは、ジャンルを超える」のです。心身の力を欠いたアスリートもアーティストも、一流の仕事人もいません。体は、体力と柔軟、フィジカル。誰でも続けたら鍛えられていきます。それが限界を感じたり、老化していくなら、その分、心、精神、魂といったメンタルの力で支えます。
 私のヴォイトレは、この2極に近いところで行うのを理想としています。でも、多くのヴォイトレは、この真ん中くらいの中ぶらりんなところでやっているように思います。表現でも基礎でもないところです。
 あるいは、表現だけど基礎がないとか、基礎だけで表現がないケースもあります。本人がそれを知り、他で補っていればよいのです。このあたりはスポーツの練習を総合から部分、本番から体力づくりで分けて述べたことに通じます。

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