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2013年11月17日 (日)

1フレーズを中心に V123

私がレッスンで1フレーズにこだわるのは、人に何かを伝えるときには、1つの息で(ワンブレスで)すべてを表せるからです。歌なども、それで一つのテーマを展開しているにすぎません。小説→詩→音楽と抽象度が高まります。
 さらに、1つのフレーズで伝わること。伝わる1フレーズのために、その前後があって、より確かに成り立つのです。成り立つためには、まずは、どこか1フレーズが、聞く人の心に届かなくてはなりません。
 曲の場合、リピートで効果を最大にしていくのです。「一声がないのに(完全にコントロールできないのに)歌えない」、「1フレーズが定まらないのに1曲をどうこう言っても、たいしてよくはならない」というのが私の根本的な考え方です。
 何十人の曲から、もう一度聴きたい1フレーズを、ことばよりも声の伝わることで、チェックしてみてください。NHKのど自慢のチャンピオン大会でも、たくさんの人がうまく歌いますが、そういう歌になっている人は、あまりいないでしょう。

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