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2013年11月 1日 (金)

アスリート並み V107

技術は、表現と基礎を結ぶものです。心身の基礎というのなら、一流のアスリートなら充分にもっています。本番に強く、日常の心身の管理ができていなければ、スポーツで結果を出せません。歌手や役者はアーティストといっても、画家や作家よりはアスリートに近いものを求められるというのはわかりますね。肉体芸術だからです。
 歌やせりふの技術というのはありますが、私が基礎の話をするのはことば(日本語)と同じく日常化しているからです。その点、やや非日常に固められた声優やアナウンサーの方がカリキュラムはたてやすいのです。
 今の日本は、歌であれば、一流のアスリートやお笑い芸人なら、かなりのところまでこなせます。ダンスで述べた通り、歌手は、オリジナリティのレベルまでいっていない。ゆえに、世界に出る人材もないし、TVでも物まね芸人にワクを取られてしまうのです。
 つまり、古典芸能のように特殊化して、保守化しつつあるわけです。ですから、アスリート並みの心身をもつこと。これが基礎としては大切だということです。

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