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2013年11月 5日 (火)

待つ V111

 「本当にやらなくてはいけないことをやる」「本当はやっても何にもならないことやらない」この2つを見分けるために、トレーナーというのは存在の意義があるのです。
 トレーナーには、それぞれに専門があります。その専門のところだけで使えたらよいのです。逆に一人のトレーナーが、何でも与えられるなどと思い違いしないことです。お互い、謙虚に相手に学んでいくことです。
 つまり、やるべきことはそんなに多くないのです。とてもシンプルに、表現と基礎、表現と自分を結びつける一本の線をみつけることです。いろんなものは捨て、あるいは、もっとそのことに才能のある人に任せ、自らの武器としては、自らのもっているものを強く鍛えていくことだけ。それを知るべきなのです。
 その一つが声というなら、そこに一時、専念します。いろんな歌い方や発声を覚えるなどは余興として、たった一つの絶対的な声を、声域も声量も何ら気にせず手に入れ、育てることのです。それが音楽となり、自らを歌い出すことを待つことなのです。(完)

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