« 人体 お知らせ | トップページ | 「翼をください」「あの素晴らしい愛をもう一度」 A020 »

2013年11月20日 (水)

差 V126

すぐれたアーティストは1曲で客を魅了します。それでもって、8曲、16曲あたりで30分~90分くらいのステージを構成するわけです。
 もちろん、構成する力にもプロとしての腕が発揮されるところです。カラオケのチャンピオンとゲストのプロ(実力がある場合)との違いは、1曲で終わるか、数曲もつか、さらに次回を求めたくなるかに、徹底的といってもよい差として表れます。
 すさまじい緊張下で、全力ですべて出し切ることでも、1分であれば、多くの人が表現を伝えることは可能だと思います。誰でも15分くらいならスピーチで大したことを語れるし、それだけの手腕もあるものです。すぐれた小説、すぐれた詩も一編なら残せると思えるほどです。
 私もビギナーズラックというほどには危うくない、確かな表現を、舞台に慣れていない人から感じたことは、多々あります。それはセミプロや下手なプロよりもずっと伝わります。その人の心が、人生が、無欲にピュアに入っているからです。でも毎回となると、ほぼ不可能だからトレーニングが必要なのです。すべての作品を通じて、オリジナルでも価値の創出がなくては続かないのです。

« 人体 お知らせ | トップページ | 「翼をください」「あの素晴らしい愛をもう一度」 A020 »

13)連載「ヴォイストレーナーの選び方」」カテゴリの記事