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2013年11月30日 (土)

体から声をとり出す V136

発声、共鳴までと、そこからの応用(歌唱、せりふなど)は、本来、楽器の製造、調律と演奏家ほど異なるものです。しかし、楽器と違って、声はすでに一人ひとりが製造(=生存)しています。調律などなくともに日常で歌い、しゃべっていますから、歌唱という演奏しか指導の対象にならなかったのです。
 しかし、ここでは2つの理由で、ヴォイトレで、純粋に体から声を取り出すところに焦点があたりました。
 1つはプロの、さらなる高みへの要求です。技術を一通り応用した限界になったとき、一つ掘り下げ、心身の問題に向きあわざるをえなくなります。
 もう1つは、もともと心身の問題のあった人です。人並みに声が出せない、使えない、トラブルがあるので、直面せざるをえません。
 研究所にくる人に、この2つのタイプが多いので、私は常にヴォイトレの中心=本質に触れてきました。病院に行くのは、高額な人間ドックに定期的に行く人と、病気の人、病気がちな人です。ですが、世の中、心身のところから声に問題を抱える人が多くなってきたのです。

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