« 歌レッスンの感想 | トップページ | 高音の問題 V160 »

2013年12月24日 (火)

分析より、活かし方 [論4-23]

 私は、それぞれの筋肉やツボ(経絡)などの名前や働きなどをトレーナーは知っておくように勧めていますが、生徒さんには求めていません。知りたければ何でも勉強しなさいと言うに留めています。
 科学は、ものごとを分析していきます。
私が医者などの専門家に生徒をみていただくと、当然のごとく喉に問題のある自覚のある生徒さんは、それぞれ普通の人に比べ、こういうところが劣ると具体的に教えていただけるわけです。喉頭や声帯の周りの構造や大きさ、角度、左右の対称度など、それは事実ですから、レントゲン写真と同じで、知ることは悪くないのです。
しかし、それをどう活かせるのかは本人次第なのです。私やトレーナーが知り、本人が知ったところで、その日からのトレーニングは変わりません。変えるべきでないことの方が多いでしょう。
それは、医者の声帯の所見よりもトレーナーの経験からつくる判断の方が少なくともトレーニングにおいては現実的な解決へ結びついているからです。医者の処方するステロイドなら劇的な効果がありますが、それ以外は、どこの筋肉をどう使うということ自体、スポーツで使う大きな筋にもまして不可能なのです。

« 歌レッスンの感想 | トップページ | 高音の問題 V160 »

16)EiのQ&A(論点)」カテゴリの記事