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2013年12月 4日 (水)

プロゆえの欠点 V140

 「プロはプロゆえにみえなくなる」と言うのは近代医療をみればよくわかります。「医者に殺されない本」がベストセラー、それも医者が書いているから、ふざけた話でもあります。医療において不正な行為や利権などよりも、命を救おうと考えるために起きている構造的な矛盾を、私たちは知らなくてはなりません。
 がんの告知から500日、41才の若さで急逝した、金子哲雄さんの本に、奥さんの後書きがありました。自宅で危篤状態で119をまわして、救急車を呼ぶと、延命処置されて生かされてしまうから、本人の望み通り、医者を呼んだとありました。終末というもっとも大切な問題を、ほとんどの人の死と直結する医師、医療は解決していないどころか邪魔をしているケースもあるのです。そこで、自然と長期にという東洋医学や漢方なども見直されているのです。
 ヴォイトレも、応用のための基礎なのに、全く応用をみないでどうするのでしょうか、というケースもあります。プロ歌手になりたければ、声をよくする、歌をうまくするのでなく、プロ歌手になろうとすることで動かなくてはいけないのです。

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