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2013年12月 5日 (木)

一人での限界 V141

プロ歌手のレクチャーなどは、「同じような実演の場をもつ人にはアドバイスとして意味があるけど、他の人には」などということが多いのです。そもそも、声や歌の技術に必ずしも支えられていないところに無理があります。
 一方でトレーナーやこういう方法論を云々する人も、ただの自慰行為で終わっていることが多いのではないでしょうか。現場の現実とレッスンの場が結びついて、トレーナーとプロ歌手が結びついてこそ、マックスの効果が上がるものでしょう。
 そして、プロ歌手は歌うことに、トレーナーは教えることに専念すればよいのです。しかし、本業が自分の才能を満たせなくなると、どこでも転移が起きます。それもOKです。いろんな人が参入することで、何事も豊かにもなっていくのですから。
 ただ、本人が何を元としているか、そこで欠けているもの、補うべきものは何か、それはどうすればよいか、誰に学べば最良になるのか、こういうことについてはトレーナーもヴォーカリストや役者と同じように、もっと考える必要があるのです。

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