« サッカーW杯ブラジル大会 お知らせ | トップページ | 歌レッスンの感想 »

2013年12月 9日 (月)

学でなく論 V145

私が一貫してヴォイトレ論でしているのは、学問としては、今だ成立しえないものだからです。しかし、常にその方向へアプローチしているつもりです。その上で、「成立しえない」のだから、それに振り回されないようにアドバイスしています。
 一方で、声楽もまた、声学とはなりえていないのです。発声に関連した学会はあるのですが、果たして学問のレベルで行われているのかは疑問です。
 データとして出すところまでは出ても、少数のサンプルで、データの統計も人数表だけです。データの間で推察したり、再現性のある実験(同じ条件での再検証を第三者が行うようなこと)で科学的なものとして、客観性を得ていないのです。
 とはいえ、同一条件で行うとなると、医学的なものを別にすると、歌やせりふでは、そのデータに囚われてしまいかねないので、本質的に「学」とはそぐわないものかもしれません。わかりやすく言うと、「科学や学問や知識、部分や中途半端な基礎や順番などにこだわると、限界や可能性のなさばかりに囚われる」ので気をつけなさいということです

« サッカーW杯ブラジル大会 お知らせ | トップページ | 歌レッスンの感想 »

13)連載「ヴォイストレーナーの選び方」」カテゴリの記事