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2013年12月11日 (水)

相手を知り、我を知る V147

私はこの30年、同じことを述べてきました。なのに、手を変え品を変え、今だに同じことを述べています。時代や相手が変わったからとはいえ、このロスを何とかなくしたいために収録して、いつでも読めるようにしているのです。
 真実を知るのでなく、真実をみる眼を養うために古典、歴史から学べと言っています。30年も続けていると、この分野では、私も古典の一端に近づきつつあるでしょう。25年近く前に出した本を改め続けていると、少なくとも初めに出された本よりは、歴史的に磨かれてくるでしょう。
 情報に振り回されて、いろんな人に振り回されているうちに、本質を見抜く眼が育つならよいのですが、私の経験では、それには、量や時間が必要です。さらにそれだけでは無理なのです。すべてにおいて、量から入って質を得ていく人もいます。たとえば、子供のころの遊びや学習などでは、量でよいのです。しかし、大人になると、その量がとれないから、効率を考えます。ところが多くの場合、理論や知識に振り回されてしまうのです。1回で100気づく人も100回で1も気づかない人もいます。学ぶには、まず学び方を知る。そのために学ぶ。敵(目的、対象)を知り、我を知ることなのです。

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