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2013年12月16日 (月)

ヴォイトレの対象 V152

ヴォイトレの対象はこれまでも述べてきています。簡単にまとめますと、音色がメイン、声域(基本周波数)、声量(音圧)、発音(ファルセットに調音)はサブ、ましてメリハリ、間といった、せりふの要素や音程、リズムなど、歌の要素は、私からみるとかなりの応用です。
 よくプロデューサー(小室哲哉さんなど)が、「ヴォーカルは声が絶対、それだけで選ぶ」などと言っていますが、それは音色であっても、音楽的な感性をからめた歌唱時の声の共鳴の具合と働きで、声そのものであってもそうでないのです。
 でも、ヴォイトレで、この音楽的な声にすることさえ、ほとんどやっているところはありません。音程、スケール、リズムの練習をしてカラオケの得点を上げるような結果を求めているからです。
 トレーナーも生徒さんもそれを求めるのだから、当然、そうなっていきます。私のように、それを全く想定しないトレーナーの方が稀有の存在なのです。(カラオケの点数については、別述)声そのものか、歌唱の声かも異なりますが、どちらも(あるいは、どちらかが)大切なのに、あなたのヴォイトレの対象になっていないのではありませんか。

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