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2013年12月25日 (水)

自主の高音トレーニング V161

 プロやいろんな人とやってきた人は、ここにいらっしゃると中低音での発声や、共鳴を見直し、大半のケースでは、ほぼやり直します。ここでは共鳴以前の発声、呼吸、姿勢まで基礎づくり、多くはイメージづくりからです。
 声の方向性や共鳴の焦点、体感のイメージといった判断基準や優先度は、トレーナーによってかなり異なります。とはいえ、ともかくもイメージを持ち、それによって丁寧に繊細にコントロールできるようにします。
 まあ、日本で行われている高音トレーニングなどは、声量を絞り込んで、弱い響きで集めて、届かせるだけという技法が主です。私共のトレーナーの半分以下の声量で高い音に届かせる、あてるだけの結果となりがちです。それで満足できないというのなら、基礎で条件を変えなくてはいけないのです。
 一人ひとりは、違う喉で出しやすい音や高さも違います。それを一つの方法で押し付けても、それでうまくいく人も、うまくいかない人もいます。すぐできる人も、時間がかかってできる人もいます。私の見てきた限り、ハイレベルでマスターするなら、すぐにできないことを、時間をかけて工夫して習得していくのが本道のようです。

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