« DVD発売 お知らせ | トップページ | 日本語と発声(2) »

2013年12月28日 (土)

連日の喉の疲れ V164

「個性のある声」で「高いところ」までもっていく、この両立が現場での最大の難関です。役者と声楽的な要素、昔の宝塚の男性役スターなどに若干みられた、それなりの熟練度も今や風前の灯です。
 話す声はガラガラで障害を起こしても、1~2オクターブ高いところで歌えるとか、裏声だけとか地声だけ、どちらかが出ないとかが多くみられます。
 こうなると、ガンの宣告のように余命長くて10年、年齢とともにステージに上がるまでには回復できなくなり、いずれ自主休業かドクターストップです。
 たまたま、私が関わってきた人たちのところが、連日連夜の出演をするところでした。普通は、週1回くらいのライブのペースですから、中6日登板なら喉が回復する。それでプロとして続いている。もし売れっ子になれば、とても連日持たない喉なのです。できていないということでは同じなのです。
 役者でも喉を壊します。一流のレベル同士なら、はるかにせりふの方が負担は大きいのですが、高音がない(ピッチが問われない)ので、ガラ声で続けられるのです。これも問題です。

« DVD発売 お知らせ | トップページ | 日本語と発声(2) »

13)連載「ヴォイストレーナーの選び方」」カテゴリの記事