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2014年1月 1日 (水)

歌唱への所見「レ・ミゼラブル」(トム・フーパー監督) A026

このミュージカルは今年11月帝国劇場で凱旋公演になるのですが、今回は2012年のトム・フーパー監督の映画についてです。かつてジャン・ギャバンやポール・ベルモント主演の映画もありましたが、私の中では、1998年のアメリカの、シンドラーをやった人(リーアム・ニーソン)の印象が強いのです。それにしても、やはりこのタイトルは、私には「あゝ無情」の方がふさわしいと思います。(同じく、モンテ・クリスト伯も「岩窟王」でなくては私にはピンとこないのですが…)
 さて、これは前評判があまりに高いためだったせいか、私としては人間の原罪や死、法などといった重いテーマを、特に前半はさっと通り過ぎていくのが、軽く感じられました。でも、ロマンスのあたりで、ミュージカル映画としての焦点のあて方がわかってきたので、今度は、主役ジャン・バルジャンとコゼット、マリウス3人の軽やかな歌い方が気になりました。個人的な趣向としては、ジャベール(ラッセル・クロウ)、エポニーヌ(サマンサ・パークス)神父さん、隊長さんの方が好きなのはお許しください。フォンティーヌ(アン・ハサウエイ)は、よくみせてくれたと思いました。

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