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2014年1月 4日 (土)

自分に合ったやり方 V171

 声の弱かったために、丁寧に丁寧に声を扱っていた平幹二郎さんと、強く出し、潰しては強くしていった仲代達也さんの話は以前に述べました。自分に合ったやり方をつくること、見出すこと。ヴォイトレも、そこでは表現と同じ、個性と同じで、一人ひとり違うのです。どのやり方がよいというのを自分不在の、机上の空論に巻き込まれないようにしましょう。
 誰かがよいと言っても、大して根拠がありません。まして、あなたに対してどうなのかとなると、妄言に過ぎないこともよくあります。電化製品と違うのです。レストランの評価でもかなりばらつくでしょうが、人によって味覚も違うのです。未熟なトレーナーほど、自分が一番よい方法を知っていると思っているものです。
 自分×将来への時間×努力×やり方(メニュやトレーナー)という変数を無視して、一つだけを見て、云々言ったところで何にもなりません。もし、あなたがレッスンをあまりうまく役立てられていないなら、こういうことをもう一度考えてみてください。[完]

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