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2014年1月12日 (日)

日本語の遍歴 V179

日本語は、ざっと総覧してみると、万葉の頃は、歌垣として、情愛の声での呼びかけでした。(歌垣は、言霊という呪術的な力の働きが加わるとはいえ、今のコンパのようなもの)その後、お上の勅選和歌集あたりでは、選者が、墨をつけて記述していきました。
 ぱっと思い浮かぶのが、紀貫之の土佐日記「男もすなる日記というものを…」というカバちゃんスタイル、女装や女体、いや、女性体、女性語で書かれたものが「かな」文字です。
 話すときのことばと、書くときのことばは、区別されていたのです。和語(「よみ」)と漢語(「こゑ」)と呼ばれたこともあったようです。
 その後のことはともかくも、公家、武士、僧侶や女房(女性)、幼児と、使う人によってことばは異なり、ややこしくもあったわけです。しかも、中央と地方とで全く違います。このあたりは世界の国々でも、村一町―市―県や州―国などという全国統一のプロセスで変わっていくのと同じです。

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