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2014年2月14日 (金)

「成り立つということ」 [論7-1]

Q.よく成り立っているとか、成り立っていないと評されますが、どういう意味でしょうか。

○アートとしての声

成り立つというのは私の、よく使う用語です。
 私の読者の方は、私のアーティスト用の本では馴染んでいることばでしょう。
 全てのジャンルに共通して、人に働きかけ惹きつける力を放っていることです。
 そこに何かを超えた一体化の生じていることです。
 私は、歌やせりふだけでなく、スポーツや芸術、ときに絵などを例にして説明してきました。特に絵はわかりやすいのです。
 岡本太郎氏は、縄文土器に涙を流すほど感動し、それをもって芸術の定義を根本的に変えました。いや看破し、ことばでも表しました。彼は画家ですが、既存の専門家のワクでものをみなかった人です。
 絵はデッサンでオリジナリティが出ているかで決まります。その線、そして色、歌でいうとフレーズと声の音色です。声域や声量などは二の次でよいのです。リズム、そしてメロディかことば、それがリアルに立体的に(3Dで)生命力をもって(LIVEに)生き生きと迫ってこないといけないのです。
 この前、高橋竹山とマイルス・デイビスの演奏を例に出しました。参考に、マイルスの描いた画集はとても魅力的ですので研究所においてあります。

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