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2014年2月24日 (月)

歌の表現の成立へ [論7-11]

プロの歌手や役者がいらっしゃると、声の成立や表現の成立について、本人が必要としているのなら、私が引き受けることもあります。ただ、「歌がうまくなりたいので基礎を」というようなケースは、私共の(つまり、声楽以外の人に教える経験を積んでいる)声楽家のトレーナーをお勧めしています。
 たとえば、日本のミュージカルのように音大の6年生レベルであることが有利なようであれば、ここで声楽中心に学べば確実なのです。現にそういう人が合格していますし、在籍しつつ出演しています。音大の声楽科の練習曲、高音の共鳴とロングトーンやレガートをしっかりと身につけます。プロレベルでみせるための呼吸や発声(共鳴)をマスターしておくと、お釣りがきます。
 私は年に何人も来ない世界レベルを目指すアーティストには、そこでお釣りを受け取るのでなく、その分を、オリジナリティでの成立を求めます。目的は、ハイレベルにセットします。いわば、ド派手に声の技能をパフォーマンスするアメリカンアイドルの最終レベルと、その元歌を歌う20年以上前のオリジナルのアーティストとの違いにまで課題をセットするのです。

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