« 具体的なシーン B104 | トップページ | 柔らかくなるな B105 »

2014年2月28日 (金)

オリジナリティの発掘 [論7-15]

学んでいるなかで、最初は、それなりに順調に行っても、そのうち、その世界の入口に着くや、それで生きている人たちとまみえるや否や、自分というものを顧みざるをなくなります。声や歌が周りから認められるくらいにすぐれていても、それだけでは何ともならなくなるのです。そんな人はいたるところにいるからです。
 私どものところにプロが来るときは、そのときが最も多いのです。そこですでに自分が何者であり、自分の作品が何たるかを知っている人は少ないものです。
 オリジナリティを発揮できるような調整を中心にします。声楽で、この機に基礎を固めたいというのなら、出口ははっきりしているので発声と共鳴の基礎でよいのです。
 そうでない人は、体、呼吸の感覚は基礎で、できたら基礎の基礎に踏み込んで、徹底して変えていくことになります。
 多くの基礎と巷で言われるヴォイトレなどは、呼吸一つとっても、いつまでもやり始めた時期と変わらないものが多いものです。これは、スクールやトレーナーのせいではありません。本人に必要性もないからです。トレーナーも教えるときに、便宜的に形としてマニュアル的にやっていることが普通だからです。

 

« 具体的なシーン B104 | トップページ | 柔らかくなるな B105 »

16)EiのQ&A(論点)」カテゴリの記事