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2014年2月18日 (火)

表現からみるということ [論7-5]

ヴォイトレを体―声とともに、表現―声の二軸でみることで、私は、日本ではかなり特殊なヴォイストレーナーであると思っています。
 一般的には次の3タイプ
タイプA.体→声でみる。個人の感覚や体を発声の点で把握して理想の声を導こうとする。歌唱や演技を切り離し、全身からの声そのものの基礎づくりということで徹底している秀でたトレーナーもいます。
タイプB.表現→声でみる。この表現が歌なら、プロデューサーや演出家的な視点をもつ、カラオケや歌の先生などもこちら。ピアニストやギターで教えるトレーナーもこちら寄り。応用性があり、即効をうたうトレーナーに多いです。
タイプCのトレーナー.両方をみる。そのことによって、どっちつかずなのは、よくも悪くも素人向けのトレーナーで、中途半端な感じが否めませんが、最も多いのがこのタイプです。歌手出身のトレーナーなど。そこそこにそつなくこなせ、器用で若くして恵まれた声や歌唱力をもつ人が、そのまま、周りから頼まれてなることも多いようです。自分の体験中心、自己流です。
 私は、AよりAを、BよりBを極めたところで行うといえるのかもしれません。他にこのスタンスの人は知りません。私のところのトレーナーは、Aをベースにして、生徒の要望によっては、Bにスタンスを移しています。私はAかBですが、生徒の希望に合わせるときはトレーナーに任せています。

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