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2014年3月 6日 (木)

触れあう声 V189

 語感というのは、ことばを自分で発するときの感じと相手が受けるときの感じです。声を介し、私たちは自らの心身とも、他の人とも触れあっているわけです。自分の声帯の振動から相手の鼓膜の振動へ伝わります。空気中を伝わる音のバイブレーションなのです。
 音声というのは、意味を生じる声の音、音としての声ということです。それには、ことばとしての意味も含まれますが、その前に語として、あるいは声としてのレベルでも、すでに意味を生じているということです。
1. 声と息の感じ
2. 語の感じ
3. ことばの感じ
 たとえば、1については、人間のことばの習得前の状況を想像してみるとよいでしょう。猿人類などの研究もあります。くじらの声、鳥の共鳴管での鳴き声もコミュニケーションのための音声です。ことばがなくても音でのコミュニケーションするのは、様々な生物でもみられます。匂いや色などと同じく、五感によって私たちは伝えあってきたのです。(研究所のホームページ内の「感性の研究」を参考に)

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