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2014年3月26日 (水)

三母音の「ア」 V209

合唱団などで、指導者(おもに指揮者)は、音の高さを、体や手や指揮棒で示します。数値(○○セントなど)にするなど、音の高さを数量化して例えている教え方もあります。
 小中学生の発声の習得などにおいて、母音を体全体で違いを感じるようにしている教え方もあります。母音の響きによって、その広がりに口内はもとより体でも感じ方や体感が違うように感じるからです。その差を発音の発声指導に活かすわけです。
 発声練習に母音がよく使われるのは、共鳴音(有声)で妨げないからです。
 発声練習によく使われるのは「ア」です。あくびの「アー」です。口が開き、本当は口でなく、口のなか、軟口蓋が上がるようにですが、喉頭が下がり、声道が充分に確保されるようにすると、共鳴しやすく、しかもリラックスするのです。外に響かすには「ヤァー」「タァー」などの方が強く出せることもあります。言語以前に遡り、つまり、共鳴で高音を変えながらマスターしていくのです。これを体操のような形で体の動きとともに発声(発音)をマスターする方法もあるからです。

 

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