« 線=フレーズ B121 | トップページ | ループ B122 »

2014年3月27日 (木)

三母音の「ウ」 V210

 「ア」の次に「ウ」を取り上げるのは、我ながら斬新的な試みです。大体、発声発音練習は「アエイオウ」、「アエイウエオアオ」、最近は、「イウエオア」、「イウエオアエイオ」などが使われます。(母音発声のメニュ)
 母音は、「ア」が最初、」そこから「ア」ー「イ」、「ア」ー「ウ」という2つの方向があります。口の形でいうと、横の方向と奥の方向ですが、それは口の開け方ではなく、口内の空洞の作り方、即ち、舌の位置の違いです。
 全体では、「ア」ー「イ」ー「ウ」(ー「ア」)の三角形となります。
 そして、「ア」ー「イ」の間にエ、「アーエーイ」
 「ア」ーウの間に「オ」、「アーオーウ」
 で5母音なのです。
 「アーエーイーウーオ」(ー「ア」)の五角形になるわけです。よく使われているのは、四角形ですが、それは「アーエーイ」が一直線に並ぶのに(2点上)「アーオーウ」は、少し「ウ」がずれる(3点)ためです。このあたりは、使い方によっても、前後にくる音など、場合によってもかなり違うものです。
 「アゥ」と言うと痛いですが、「ウッ」では腹を蹴られてうずくまるような感じですね。「ウウウ」は威嚇で、犬などを思い浮かべませんか。犬は「ウ」が出せるけど「イ」は出せないでしょう。それで「ウ」を先にしたのです。

 

« 線=フレーズ B121 | トップページ | ループ B122 »

13)連載「ヴォイストレーナーの選び方」」カテゴリの記事