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2014年4月 9日 (水)

丁寧なレッスンのよしあし [論9-12]

声について、丁寧に捉えるように細かく感知できるようにしていくのです。となると、レガートやヴォーカリーズを本当に弱く小さい声でくり返している人もいます。しかし、それだけは問題です。むしろ、これは声に難点がある人に対して、3~5年くらいはしっかりと学んで上達してきた人のトレーニングなのです。
 その前に体への感知力を高めることが必要です。体や呼吸がコントロールできなくては、声はままならないからです。
 一方でやや大胆に荒っぽくみえても、感情のまま、あるいは、腹から出してみることも大切です。
 一人のトレーナーのレッスンだけで続けてきて、いつまでも変わらない人も少なくありません。
 鼻から息を吸うのはよいが、そこで吸引の音が伸びる、しかも時間がかかり、たっぷり吸えずにいる、これは日本のヴォイトレに多い例です。これでは普通の人よりも大きな声が出ません。多分、声の変化、成長がほとんど感じられないでしょう。上達が声域だけを狙ったための結果として、よくみられる一例です。

 

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