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2014年4月16日 (水)

強さを条件とする V216

強い声、強い喉は、今や、歌手や役者の必要条件ではなくなりつつあります。ましてそれがあればよいといった充分条件にはならなくなりました。それは今の私の立場での見解です。
 ただし、自らのトレーナーとしてのありようとは全く別です。組織の要として、一緒に教える人である、トレーナーの条件ということでは、これは必要なことです。
 ヴォイトレは発声―呼吸―体を変えるのですが、そこで共鳴の専門家である声楽家は、この支えが必要条件になっており、1万時間かどうかはわかりませんが、5年から10年のキャリアで基礎ができてきたねくらいにしかならないくらいの研鑽を積み重ねているからです。邦楽も同じです。
 つまり、ここのトレーナーは一声で差を示せる感覚、体をもっていて、それを伝えることができる。その一声に、他の一般の人は、これはトレーニングしていないと出せないなど納得させるものがあるということです。
 これについては異論、異なる見解はおおいにあるでしょう。私もわかります。しかし、声ゆえ、聞いてわかるというシンプルなものでなければおかしいでしょう。経歴や肩書をみなくては判断つかないというのなら、その方がおかしいのです。

 

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