« 伴う B142 | トップページ | カラオケ一体型コンビニ お知らせ »

2014年4月17日 (木)

声量が基本 V217

いつも述べているように、トレーナーが立派な声でなくともトレーナーとしてすぐれていればよいと思っています。ですから、そうでないトレーナーを否定しているわけではありません。トレーナーによっても大きな差はありますし、それぞれに強味も違って当然です。
 オペラ歌手ならオペラの歌唱がよければよいし、トレーナーなら教えた人の声がよくなればよいのです。トレーナーの声そのものに、いつもこだわっているつもりはありません。
 ただ、共鳴―声量というのは、アカペラの世界において第一の条件なのです。発音や音感、リズム感がいくらよくても、音として伝わらなくてはそこに乗っているものは伝わりようもありません。
 私がビジネスマンの声の研修で、「声の要素のうち、もっとも大切なのは何でしょうか」と聞くと、説得力、高さ、入れのよさ、元気、心、優しい感じ、魅力とか、いろんな答えが返ってきます。しかし、正答は声量です。どれもまず、相手に聞こえなくては始まらないということでは、声量です。声の大きさは、大きければよいのではないですが、適度に通る声、不自由なく伝わる大きさの声が必要です。この基本が、特にマイクが必然となった歌唱のヴォイトレからは失われています。それゆえ、ヴォーカルのためのヴォイトレがもっとも混乱しているのです。

  

« 伴う B142 | トップページ | カラオケ一体型コンビニ お知らせ »

13)連載「ヴォイストレーナーの選び方」」カテゴリの記事