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2014年5月14日 (水)

雑念を切る V236

よいトレーナーにつくのは、トレーナーやメニュや方法に振り回されなくなるためと思ってはいかがでしょう。自分一人でやるとそのプロセスに確信が持てず、疑問を持つことでしょう。そこで他の人に聞くのはよいことです。まして少しは専門家であるトレーナーの意見、アドバイスは貴重です。しかし、そこに客観性はさほどありません。そこにあまり期待すべきではありません。その理由はこれまで何度も述べてきました。
 他人からも自分の頭でも、「こうやれば、こうしなくては」、というのは、すでに対応を誤っているのです。なぜなら、本当にすべきことは自ら対応できる範囲を超えていることだからです。
 ならばトレーナーや本も含め、早くあらゆることを知った上で全てを忘れてしまえ、捨ててしまえというのが、考えすぎて悩むタイプの人への私のアドバイスです。雑念を切るのに雑念となるものをたくさん入れて、徹底していくことです。それに本もトレーナーも使えばよいのです。無意味を悟り、忘れるプロセスとして使うのは、最も高度な使い方の一つです。

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