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2014年5月15日 (木)

ベースをやるということ V237

ベースとなるトレーニングは、できることだけをより丁寧にしっかりとやりましょう。
 調子のよいときは少し無理してもよいですが、悪いときはベースとなるトレーニングがしっかりとできるように戻すことでよいのです。つまり、本やトレーナーを使って、「できないことを無理してやる」のはよくありません。むしろ、反対のことをするべきなのです。「できることをていねいにする」のです。
 できていないことはできないのだから、そこをやるのではなく、一つ下のベースをさらに掘り下げていくのです。
 教えることも同じです。教えてできることなら教えなくてもできるのだから、教えても仕方ないのです。本人が気づくまで待つのです。それを問うたまま、どこまで、いつまで保てるかがトレーナーの力量です。
 できたのにできたと気づいていないなら、できたと教えることが必要なときもあります。
 ここでは「わかる」ということばは使っていません。「わかる」と「できる」は違うからです。

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